一風変わったCMを流しているトヨタ自動車。
社長が出演しているCMが印象的ですが「気持ち悪い」という声が一部あがっているようです。
CMがうざいなんてことある?
そこでこの記事では「トヨタの社長出演のCM」について調べてみました。
【トヨタの社長出演のCM】
Q.気持ち悪い?
A.「名前アピがうざい」という声は確かに一部あるが、CM業界としては新しい!
- 気持ち悪いと言われている理由は「名前アピ」「社内発信の多さ」「トヨタイムズのごり押し」
- 車はかっこよく見えるし、珍しいタイプのCMでうざいと思うにはもったいない
- トヨタイムズは主に従業員が見ていると推測
さっそく調査していきましょう!
トヨタの社長は誰?
佐藤恒治!
【佐藤社長「現場に根ざした改善進める」認証問題で決意】#豊田章男 会長が15年ぶりに“回答者”に回った #トヨタ の株主総会。
— トヨタイムズ (@toyotatimes) June 25, 2024
株主との質疑に先立ち
佐藤恒治社長が認証問題についてコメントした。
トヨタイムズでは、総会の様子を全4回に分けてお届けします。https://t.co/zwlH3zkGBL
トヨタの現在の社長は佐藤恒治さん、2023年4月1日から就任しています。
名前:佐藤恒治(さとうこうじ)
生年月日:1969年10月19日
年齢:55歳(2025年1月19日)
出身:東京都
職業:トヨタ自動車代表取締役(2023年4月~)・日本自動車工業会副会長
入社:1992年4月
学歴:早稲田大学理工学部機械工学科
結婚歴:あり
トヨタの社長といえば豊田章男さんのイメージが強いのですが、新社長は佐藤恒治さん。
53歳で社長に就任していますがその背景には前社長の「若返り」という意向が大きく反映されているとのこと。
生粋に車好きとのことなので、トヨタの社長としてはピッタリの人なんでしょうね。
トヨタのCMってどんなの?
現在トヨタのCMは大きく分けて2種類あります。
- 商品紹介の一般的なCM
- 企業CM
ですね。
商品紹介のCM
商品紹介の一般的なCMというと”HARRIER”や”アクア”など今売り出したい車種を中心に、
その車との生活を描いたようなもの。
他の自動車メーカーとさほど変わりはありません。
企業CM
一方でトヨタのCMの中で目立つのが「企業CM」とよばれるもの。
主に「トヨタイムズ」と呼ばれています。
商品の紹介ではなく「トヨタ自体」の紹介となっているのが特徴。
- 今のトヨタの課題は何なのか
- 何を目指しているか
…という企業の内部事情を赤裸々に放送しているCM。
自動車メーカーとしてだけではなく、CMの種類としてあまりみないものですよね。
トヨタの社長出演のCMが気持ち悪い?
このトヨタの企業CMは社長が前面に出演しており、一部では「気持ち悪い」という否定的な声があるようです。
もちろん”社長が”ではなく”社長が出演しているトヨタのCM”という意味ですが、
なぜ酷評されるのか…理由を探ってみると…
- 社長の名前を広げようとしている
- 社内向けの発信の多さ
- トヨタイムズのゴリ押し
上記に対し「気持ち悪い」と感じる人がいるようです。
詳しく見ていきましょう。
①社長の名前を広げようとしている
トヨタイムズのCMには新社長・佐藤恒治さんが多く出演します。
佐藤恒治さんの「夢」や「株主総会での返答」など、動画が複数投稿されているんですね。
これに対し…
社長の名前アピールがすごい
という声があがっているようです。
名前のアピールをしているのかは不明ですが、トヨタ自動車の社長といえば前社長・豊田章男さんの色が強いのも事実。
新しいトヨタ自動車のアピールのためにも佐藤恒治さんの名前を知ってもらうという狙いも、あるのかもしれませんね。
ただ、トヨタの豊田さんから佐藤さんへ変わったわけですからそこをアピールしていくのは企業としては当然な気もします。
名前アピールと言われてしまうのは少し気の毒ですよね。
②社内向けの発信の多さ
トヨタのCMをみてみると、「社内向けの発信の多さ」も特徴的です。
特に驚いたのは…
労使懇談会の様子が配信されている
こと!
こちらはWEBのみのコンテンツにはなりますが、「決算などの数字関係」や「職場風土改善について」などかなり内々な内容もそのまま配信されています。
テレビで流れるCMはここまで社内向けではないですが、他のCMに比べると十分社員が知りたい内容と思われるものもあります。
これには…
誰が見たいと思ってるの?
という辛辣な声もあるようです。
CMというのは番組と番組の間に流れるのでテレビを楽しみにしている人としては、そもそも不要なもの。
そこに見慣れないテイストのCMが流れるわけですから、不快に思う人もいるのかもしれませんね。
ちなみに私個人としては別の企業を知れて面白い!と思うのですが…そういう人も少なからずいるとは思いますよ!
③トヨタイムズのゴリ押し
トヨタのテレビCMをみていると、「トヨタイムズ」のCMも流れています。
今のトヨタイムズはこんなことがアップされているよ!という内容ですね。
「トヨタイムズをもっと知ってほしい」という趣旨で流しているものと思われます。
ただ、先ほどもお伝えした通りもともと否定的な声があるトヨタの企業CM。
それを宣伝されても…というネガティブな意見もあるようですよ。
ただトヨタファンとしては「次のトヨタイムズのコンテンツはなにかな?」と気になるでしょうから、
楽しみにしている人もいると思われます。
賛否あるというのも「企業に関心をもたせる技」でもありますよね。
上記が、「トヨタの社長が出演しているCMが気持ち悪い」と言われてしまう理由と考えました。
トヨタのCMはうざい?
その理由は以下です。
- 映像がすごい
- 車がほしくなる
- 新しい
トヨタのCMは企業メインのものが多いのは先述のとおりですが、車を美しくみせる映像は見事です。
#ランクル × #湘南乃風 のCMが湘南を走り抜ける #箱根駅伝 の中継で流れました🏃♂️
— トヨタイムズ (@toyotatimes) January 2, 2025
明日から始まる #ダカールラリー に挑戦するチームランドクルーザーと重なる歌詞にもぜひご注目!🚗
楽曲「冒険者」は昨日1月1日より配信開始されています
公式配信サイト🎵https://t.co/GSmjtK4YBJ@134r_official https://t.co/H9cmIamrQk pic.twitter.com/KhMmabRtzf
こちらのランクルのCM…すごくかっこよかったですよね!
砂地をパワフルに駆け抜けるランクルに「かっこいい!ほしい!」と思った人も多くいるのではないでしょうか。
トップクラスの自動車メーカーだからこそ、車をどうやったら最も美しくみせられるのかもわかっているのではと思いましたよ。
また企業CMといわれるものは賛否でたとしても、印象付けとして抜群の効果を発揮しています。
裏を返せば「うざい」という声があるのも、世間が気にしている証拠ではありますよね。
商品を紹介するだけのCMばかりのなか、トヨタが新しいCMの流れを吹き込んだことは間違いありません。
このことからも「うざいCM」というわけではないと思いましたよ!
トヨタイムズは誰が見る?
トヨタイムズは企業CMとして認知されていますが、ロングバージョン(Youtube)は誰がみるのでしょうか。
コア視聴者層は公表されていませんが、
- トヨタ社員
- 他自動車メーカー社員
- トヨタファン
- 自動車ファン
などが考えられます。
トヨタイムズの情報を整理してみると…
- チャンネル登録者数:47.9万人(2025年1月19日現在)
- 関連媒体
- トヨタイムズスポーツYoutube
(トヨタ所属アスリート紹介チャンネル) - トヨタイムズ(ホームページ)
- X
- トヨタイムズスポーツYoutube
と、チャンネル登録者数は多くいますよね。
コンセプトは「トヨタの内側をありのままに伝えるメディア」とのことですから、トヨタの従業員や他自動車メーカーの社員ははかなり注目しているのではと思われます。
それではトヨタの従業員がどれくらいいるのかというと…
- トヨタ自動車株式会社:70,224 人
- トヨタ関連会社:約38万人(世界各国含む)
と言われています。
合算すると約40万人の従業員がいることになりますので、チャンネル登録者数の多くは従業員である可能性もありますよね。
多すぎてヤバイですね!
またトヨタイムズのコンテンツに注目してみると「トヨタイムズニュース」にかなり力をいれていることがわかります。
「トヨタの今を伝える」というトヨタイムズニュースは毎週月曜日に公開されており、30分~1時間というボリューム。
しっかりと作りこんでいるのがわかりますよね。
トヨタファン、自動車ファンからすれば内容も濃くワクワクできるコンテンツなのではないでしょうか。
実際にトヨタイムズを誰が見ているのかは不明ですが、見たいと思う人は多くいる魅力的なコンテンツなのではとおもいますよ!
まとめ
今回は「トヨタの社長出演のCM」に関して、気持ち悪いという意見やうざいのか?についても調べてみました。
【トヨタの社長出演のCM】
- 気持ち悪いといわれる理由は
①社長の名前アピールが多い②社内向けの発信の多さ③トヨタイムズのごり押しの3点 - ウザイと言われてはいるが、車はかっこいいしCM界への新風が素晴らしい
- トヨタイムズは従業員や他自動車メーカー社員、トヨタファンがみていると推測
トヨタイムズについて調べていくうちに、どんどんトヨタの事が気になってきました。
これもまた新しいCMの魅力なのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。